INTERVIEW

イノベーションを起こす事業に挑戦。
人生を後悔しない生き方を!

イノベーション事業部 自販機・飲食部(次世代自販機ショップ事業)

笠原 南穂

NAO KASAHARA 2018年入社

仕事内容について

世の中になかった新しいワクワクを創り出す

入社からの5年間はビジネス・デザイン事業部に所属。プロデューサーとして、お客さまへの営業やユニットのチームをまとめる役割を務めていたのですが、今年の6月に自ら希望し、新規事業に取り組む今の部門に異動。KAKUDAIという自動販売機の運営支援サービスのスタートアップに取り組んでいます。

コロナの影響で注目が高まった自動販売機ビジネスですが、設置や補充などの運用までをメーカーが自社で担うのは困難という課題がありました。KAKUDAIが既存の自動販売機サービスと大きく違うのは、この課題を解決する運営支援をビジネスの中核としていることです。物体のレイアウトや商品の補充を当社が担うことで、クライアントは全国どこにでも自動販売機を設置して商品を販売することができます。そうした新しい仕組みをつくっている事業なんですね。

直近で取り組んでいるところを紹介すると、KAKUDAI BASEという当社が提供する自動販売機が集まるアミューズメントスポットをつくろうとしています。KAKUDAI BASEのことを私たちは「発見購入スポット」と表現しているのですが、例えばホカホカのステーキが自販機で買えたり、地方の人気店の商品が自販機に並んでいたりと、自動販売機を通じて新たな出会いを発見して購入できる、そんなワクワクできる体験の場所を創っていきたいと思っています。

仕事のやりがいや苦労

新規事業ならではのスピード感が楽しい

KAKUDAIは全く新しいビジネスですので、毎週のように取り組みがアップデートされていくスピード感があります。例えば現在、KAKUDAI BASEの1号店を東京都足立区に今年出店予定なのですが、大阪の新エリアにも出店を打診したところ、次の週にはKAKUDAI BASE2号店の出店が決定。またはプレスリリースを打ったとたんに、大手メーカーからぜひ一緒にやりたいというオファーが舞い込んだりといったことが、日常的に起こるんですよ。

ただし新規事業ですので、事例がゼロ。興味を持つクライアントさまは多くても成約までの壁は厚く、日々メンバーと営業で浮かび上がった課題を共有し、営業ツールをバージョンアップさせているような状態です。また単機で設置したKAKUDAIが盗難にあうという事件も発生し、安全管理の見直しに頭を悩ませるなど、試行錯誤を続けています。ですがクライアントさまと一緒に新しいビジネスに挑戦し、ワクワクした夢を描きながらシナジー効果を発揮できているので、そんな苦労すら楽しいんですよ。

事業部としてめざしているは、自動販売機に留まらず、既存のモノと新しい発想をかけあわせて、面白いビジネスをこれからも生み出していくこと。まずはKAKUDAIからですが、「あそこに行ったら何か面白いことがありそうだよね!」と世の中に認識される場所にやKAKUDAI BASEがなれば、これまでにない新しいムーブメントを起こせるのではと期待しています。

今後の目標や広告業界をめざす人へのメッセージ

実は転職を考えていた時期がありました

新規事業部でがむしゃらに働いている私ですが、実はつい最近まで大手代理店への転職を考えていたんです。というのも、当社はベンチャーだからこそスピーディーに色々な物事を動かすことができたり領域広く仕事ができるのですが、ナショナルクライアントとの仕事はまだ弱いところがあります。そこに挑戦したいと考えたんですね。

ですがいざ就職活動をしてみると、大手代理店ほど分社化・分業化が顕著で、今のような働き方は難しいことが見えてきました。そこで自分の考えを改めて整理したところ、新しいサービスを企画して中身をつくり、広告して販売していく全てを自分でやりたいということに気づいたんです。そこで今の事業部への異動に、自ら手を挙げました。

当社では、自分さえ望めば全ての仕事に関わることができます。そうして全ての業務に精通していけば、部門を横断するような大きな企画を提案することができるようになります。またそれを受け入れてくれるのが、当社の社風なんですよ。

もちろんそこに至るには努力が必要ですし、私にもがむしゃらに頑張ってきた自負があります。ですがやる選択をするために努力をするか、または自分はそれまでだったと諦めるかどうかは自分次第。私の経験が若手のロールモデルになれたら嬉しいですね。

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