INTERVIEW

遊び心を大切に、広告デザインの可能性を広げたい

ビジネス・デザイン事業部 クリエイティブ開発部

早川 茉波

MANAMI HAYAKAWA 2020年入社

仕事内容について

紙媒体から自動販売機まで何でもデザイン

専門学校でグラフィックデザインを勉強。デザイナーとして入社しました。最初は先輩がつくった広告の文字修正など、オペレーター的な作業からスタート。そうやって仕事の流れを覚えてゆきながら、社内コンペがあると積極的にデザインを提案するように心がけていると、早い段階から担当クライアントを持てるようになりました。当社はキャリアに関わらず良いものは良いと評価してくれるので、早く成長できたのかなと思います。

デザインしているのは新聞広告や折り込み広告などの紙媒体が多いです。でも当社はどんどん事業を広げているので、WEBのデザインも舞い込みますし、最近ですとイノベーション事業部が自動販売機の運用サービスを立ち上げたので、自販機のボディデザインなどもしています。そこでは商品のキャラクターをパネルにして取り付けたりと遊び心のある自販機を提案。「そんなことができるんだ!」と営業やクライアントさまを驚かせています。

仕事のやりがいや苦労

リテイクは、自分の成長の種になる

この仕事のやりがいは、自分がつくったものが実際に世の中に出ることです。初めて新聞の一面広告を初めて手がけたときは、家に届いた新聞を開いてニヤニヤしてしまいました。なにより親が大喜びしたのが思い出深いです。

得意なデザインで言うと、自分で描いたさまざまなタッチのイラストを活かすこともありますし、意外なものを組み合わせたデザインも得意かもしれません。例えば商品とのギャップがあるモデルさんをあえて起用して、ミスマッチな面白さを狙ったりですね。女性用育毛剤の広告をつくったときは、ディレクターやプロデューサーと相談しながら、桜を背景に上品で高級感のあるデザインを提案。レスポンスが非常に良く、ブランディングとしても成功した事例となりました。

もちろん全てのデザインが一発で通るわけでなく、自分が良いと思って提案しても、一からやり直しということもたくさんあります。ですが並行していくつもの案件を進めているので、立ち止まっている暇はありません。ただ、そういうときほど次の日になって「昨日まではあのデザインが最高だと思っていたけど、もっとこうした方がいいよね!」と気づくことが多いんです。ブラッシュアップのためのリテイクだったと、元気が出てくる瞬間です。

今後の目標や広告業界をめざす人へのメッセージ

会社の進化に対応できるデザイナーになりたい

デザイナーの仕事って一人でコツコツやるものという印象があるかと思います。もちろんそういう要素もありますが、当社はデザイナーがチームで助け合って仕事ができる環境だと感じています。

例えば仕事が詰まってくると「これ以上の案件は無理!」という状況に陥りがちですが、そんな時に限って企業ロゴの社外コンペが入ってきたりします。でもそんなときは、誰かに仕事を押し付けるのではなく、「みんなで1案ずつ出そう。そうしたらアイデアに厚みがでてくるよね」と助け合いながらピンチを乗り切っています。また入稿作業を手分けすることもあります。新聞広告の出稿数が重なると、入稿時間が決まっているためかなり慌ただしい状況になります。そんなときはみんなで助け合うのは当たり前みたいな雰囲気があり、デザイナーだけでなく営業窓口のディレクターも助けてくれます。

また業務が空いているときは、デザインの勉強になるような展示会やイベントに仕事中でも行っても良いという会社なんですよ。新しいものを吸収しないと新しい発想は生まれないので、自分でもなるべく時間を作って足を運ぶようにしているのですが、業務時間に行けるのはとても助かります。そんな柔軟な社風が嬉しい一方、新しい事業にどんどん挑戦している会社ですので、そこについていくのは大変。でも会社の成長に負けない、自動販売機だろうとなんだろうと対応できるデザイナーにならなくっちゃと思っています。

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